この記事は、”地震がこわいよ~”と感じている子どもたちに向けて書いているよ。
君と同じように悩んでいる男の子が、物知り博士にいろいろ教えてもらってパワーアップしていくお話だから、君も読んでみて!いくよーーっ!!
地震でお母さんやお父さん、死んじゃわないかな?
家はこわれないかな?
君はやさしい子じゃのう~
家族や家の心配をして・・・
たしかに大きな地震が来た時のことを考えると、不安や恐怖(きょうふ)でいっぱいじゃろうなぁ~
んん??あなたはだれ?
ワシは、物知り博士のフックじゃ!
この辺りを散歩していたら、君があまりにも地震におびえている姿が見えたから、助けに来たんじゃ!
地震のこわさを軽くする方法、君は知りたい?知りたくない?(知りたいじゃろ~~~)
(あ、圧がすごい・・・)
し、知りたいです、、、
よしっ!そうこなくっちゃ!!
ワシが大きな地震が来た時、君が困らないように教えたるっっ!!!
この優秀インテリふくろう(ちょっと口が悪い)に任せるんじゃ!
う、うん・・・
お願いします。
お母さんやお父さん、みんなが無事でいられる方法を教えてください!
※もし君が、すでに大きな地震を経験した後なら、ココから読んでね。
君が少しでも前を向けるように、届けたいことがあります。
【監修】
徳島ママ防災士の会 Switch
代表 瀬戸 恵深
子どもたちの未来を守るため、子育て世帯に対し、災害への備えの重要性を届けている。
防災士としての知識と技能だけではなく、ご自身も子育て中であることから、ママ目線の防災や子どものケアに精通している。
- 1. 【最も大切なこと】自分の命を大切に!
- 2. 地震のこわさを軽くする3つの方法
- 2.1. 自分の住んでいる場所を知る
- 2.2. 友だちや先生と地震について話す
- 2.3. 自分が安心できる方法を知っておく
- 3. 【地震対策】まだ間に合う!今からできる地震の備えと考え方
- 3.1. あなたの家に津波は来る?
- 3.2. アパート・中古物件の人は要注意!
- 3.3. 子どもの持病・障がい・アレルギーを周囲に伝える方法
- 3.4. 災害用に備蓄する必要はない!?
- 3.5. あなたの家に合った備蓄方法を知ろう!
- 3.5.1. ・沿岸部
- 3.5.2. ・山間部・平野部
- 4. 【被災時 】覚えておきたい2つの注意事項
- 4.1. ブレーカーを落とさないと火事になる!
- 4.2. トイレが住民トラブルのもとになる!?
- 5. 大きな地震のこわさとたたかっている君へ
- 5.1. 瀬戸さんてどんな人?
【最も大切なこと】自分の命を大切に!
じゃあまず、ワシが伝えたいことを先に言う!
いっっっちばん!大事なことじゃから、耳の穴かっぽじってよーく聞いておくんじゃぞ!!
ジャジャン!!
「自分の命を大切に!」
地震が起きたとき、まずは自分の命を1番に守るんじゃ!
だれかを助けるのは、自分の安全を確かめてから。
どんな時も、まずは自分の命を守ることを忘れてはいかんぞっ!!
え?そんなふつうのこと?
そういうが君はさっきから、
- お母さんやお父さん、死んじゃわないかな?
- お母さんやお父さん、みんなが無事でいられる方法を教えてください!
って家族のことばかり心配しておるんじゃろ?
いちばん大切なのは自分じゃ。
うん・・・
君の命がないと、大好きなお母さんやお父さんに会えない。
君の命がないと、大好きなゲームもできないし、おやつも食べられない。
家族が大切な気持ちもよくわかるが、自分の命があってこそ、楽しい時間を過ごせることを忘れるんじゃないぞ!
地震のこわさを軽くする3つの方法
君はなぜ、さっきからワシが「怖い」って漢字で書いていないかわかるじゃろか?
え~、ぼくが読めないと思ってるんでしょ?
それもあるが(笑)「怖い」って書くと、お化けや幽霊のようにものすごくこわい感じがするじゃろ?
ワシはこれ以上君たちに、恐怖を植えつけたくないんじゃ、、
地震にそなえることで、こわさは軽くすることができるんじゃからな。
そうだったんだ、、
フック博士って・・・じつはやさしいんだね。
今ごろ気づいたのかーーっ!!!
まぁまぁ気を取り直してと、次は地震のこわさを軽くする方法を教えていくぞ!
こわさに負けず、パワーアップしたいやつは、ワシの話をきいて実行にうつすのじゃぁーーー!!
こわさを軽くする3つの方法
1.自分の住んでいる場所を知る
2.友だちや先生と地震について話す
3.自分が安心できる方法を知っておく
自分の住んでいる場所を知る
君にちょっと聞きたいんじゃが、「地震が来ると、必ず津波も来る」って思っていないじゃろか?
え!ちがうの?
だって、テレビやネットに地震のとき起きた津波の写真や映像がたくさん出てくるよ?(あれ、こわい)
そうじゃのう~。それはおそらく東日本大震災の時のものじゃ、、
あの時は、海の底が大きくゆれ動いたから津波が起きた。
じゃけど、地震はいつどこで起きるかわからないし、すべての地震で津波が起きるわけではない。
あと、
住む場所によって、起きることは違う
これを、よーーーく覚えておくようにっっ!!!
君は「ハザードマップ」って聞いたことあるじゃろか?
場所によって、どんなことが起きるか想定してくれているから、君の家を確認してみるといい!
>>重ねるハザードマップ – 国土地理院
わかった。
(住所を入力・・・)
あ、ぼくの家、、津波来るって、、(ー_ー;)
そぉか、、落ち込む気持ちもわかるが、ちょっと聞いてくれ!
東日本大震災のとき、海沿い地域で暮らす中学生の子どもたちが、津波から自分たちや地域の人たちの命を守ったって知ってるじゃろか?
知らない・・・
この地域の子どもたちは、いつか来るかもしれない津波に対して、しっかり避難訓練を行っていたんじゃ!
”ここは大丈夫だろう”とか”先生がどうにかしてくれるだろう”って思うんじゃなくて、みんなが自分の命を守る行動ができたから助かったんじゃ!
そうなんだ。
避難訓練って意味あるんだね。
その通り!日ごろの練習が、いざという時、必ず役に立つ!
しかもそんな君たちの姿は、「あの子たちが逃げているなら、自分たちも逃げないと!」と、地域の人を動かすことにもつながる!
だから、次から適当にするんじゃないぞっ!!
友だちや先生と地震について話す
2つ目!
君は「地震」について友だちや先生と話しをするじゃろか?
どんなことでもいい。
なんでもいいから話すのじゃ!
- 地震の記事を見つけて読んだよ。
- 私、お母さんとお水を買ったよ。
- ハザードマップを見たら、この辺り津波が来るって書いてた、、、
君がしたことや知ったことをだれかに伝える
それが、「周りのみんなも地震にそなえるきっかけ」になるのじゃ!!
もし、君の話を聞いた友だちがお水を買ったり、ハザードマップを見たりしたとすれば、君は友だちの救世主じゃろ?
君は、友だち家族を助けることになるんじゃ!!
(人助けポイント1つ目ゲット☆)
これから地震について知ったことや不安に思っていること、なんでもいいから友だちや先生(地域の人)と話してみるんじゃぞっっ!!!
自分が安心できる方法を知っておく
自分が安心できる方法って言われても、よくわからないかもしれない。
- 音楽を聴いているとき
- マンガを見ているとき
- ぬいぐるみを抱いているとき
心が落ちついたり、ホッとしたり、君が好きな時間の過ごし方のことじゃ。
今はピンっとこないかもしれないけど、これを知っておくと、いつもと違う状況になったとき必ず役に立つ!
もしも大きな地震が起きたとき、持って逃げられるなら何にするか、1つだけ決めておくんじゃぞ!
ワシはやっぱり・・・チャームポイントでもある博士帽(はかせぼう)じゃな!!
かぶってると安心する。(聞いてない)
ここまで読んでくれた君はすごい!レベルアップだっ!!
さらにレベルアップしたい君は、いま言ったことをやってみるのじゃ!
すると、こわさがだんだん軽くなる!
そしてここからは、お家の人とバトンタッチ!
お母さんやお父さんがひまそうにしている時をねらって、この続きを読んでもらうのじゃ!
君が声をかけるということは、大切な家族の命を守ることにつながる。
諸君、たのんだぞっ!!!
(人助けポイント2つ目ゲット☆☆)
【地震対策】まだ間に合う!今からできる地震の備えと考え方
※ここからは大人向け
お子様の声に耳を傾け、一緒に読んで下さっているあなたは、とても愛情深い方だとお察します。
また、あなたのお子様は地震にたいして恐怖心もありますが、どうにかしようと立ち向かう強い心をお持ちのようです。
お子様が感じているであろう怖さの原因を知り、私たち大人が安心を与えてあげましょう。
お子様が地震を怖いと感じている理由
- お母さんやお父さんと離ればなれになっちゃう
- 家が壊れたり、流されたりしちゃう
- 電気が使えず、真っ暗になっちゃう
- 食べ物がなくなっちゃう
今からお話する内容は、これらの不安を解消するための方法です。
すでに対策をされている方もいらっしゃると思いますが、確認の意味を込めてご覧いただけると幸いです。
地震の怖さや不安を解消するためには、家族で話し合っておくことが重要です。
この記事が、あなたの防災のきっかけになってくれれば嬉しく思います。
お子様にお話した内容はこちら
もっとも大切なこと
「自分の命を大切に!」
怖さを軽くする3つの方法
1.自分の住んでいる場所を知る
2.友だちや先生と地震について話す
3.自分が安心できる方法を知っておく
あなたにお話しする内容はこちら
あなたの家に津波は来る?
あなたは「ハザードマップ」を見たことがありますか?
”ハザードマップという言葉だけで面倒くさい・・・”っという方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってくださいっ!
あなたの家にはどんな災害リスクがあるのか、気になりませんか?
以下のサイトでは、住所を入力するだけで「津波」や「土砂崩れ」などの災害リスクや、近くの避難場所などを一気に見られます。
この機会にぜひ確認してみてくださいね。
ハザードマップは備蓄品や避難経路など、今後すべての備えに関わってくる。
この一手間が、大きな価値を生み出すかもしれないからぜひチェックしてみるのじゃ!
ただ、矛盾したことを言いますが、
ハザードマップをすべて鵜呑みにするのは危険です!
東日本大震災のとき、津波浸水想定区域の境目に位置する地域の方が、避難に遅れを取りました。
”うちは大丈夫だろう”と過信するのはやめ、災害リスクのほか、避難所とそこへ行くまでのルートを確認しておきましょう。
アパート・中古物件の人は要注意!
阪神淡路大震災のとき、亡くなった方の多くは、倒壊した家屋や家具の下敷きになってしまったり、家屋から逃げられず、地震の後に発生した火災に巻き込まれたり、建物被害により命を落とされています。
現在は耐震基準が設けられているため、倒壊の危険がある家屋は少ないと思いますが、アパートや中古物件にお住まいの方は、注意が必要です。
1981年以前に建てられた建物にお住まいの方や、シロアリ被害・老朽化による不安を感じられる方は、市区町村から補助金や助成金などを受け取れる制度もありますので、耐震診断をご検討くださいね。
また地震が起きた際、家の中からスムーズに脱出できるよう、家具の配置などを今一度確認しておきましょう。
今は関係ないかもしれないが、今後、お子さんの大学進学などに伴い、物件を探す場面があるじゃろう。
そこで怠ってはいけないのが、物件の重要事項説明書を確認すること!
家賃や住環境はもちろん大事じゃが、物件の耐震性や災害リスクをしっかり見ておくことも忘れるんじゃないぞ~!
子どもの持病・障がい・アレルギーを周囲に伝える方法
あなたは「パーソナルカード」って聞いたことありますか?
パーソナルカードとは、個人情報や連絡先など、被災時に必要な情報をまとめたカードのことです。
実はこれ、お子さんが避難所で過ごすことになった場合、非常に役立ちます。
もしもお子さんに持病があったり、障がいがあったり、アレルギーがあったりする場合、それを周囲の人に伝える手段となるのです。
ほかにも、
- お子さんが落ち着く方法
- あなたからのメッセージ
- これを見てくれた人へのメッセージ
などを記入しておくと、お子さんに安心を与えられるうえ、周囲の協力も得られやすくなります。
正直なところ、パーソナルカードを作るのはハザードマップを見るよりハードルが高いことはわかっておる。
じゃけど、お子さんと離ればなれになった時のことを考えると、お子さんの悲しそうな顔が思い浮かぶじゃろ?
どんな紙でもいいから、見本を参考にしながらお子さんと一緒に書き込んで欲しいっ!!
【見本】
株式会社エフエムびざん
ちなみに見本のパーソナルカードは、ご自由にダウンロードができますので、できればご家族一枚ずつ作って身につけておいてくださいね。
※両面印刷のため、厚紙用紙をオススメします。
※お子様はパーソナルカードと写真、何かのために小銭をセットにして、ランドセルに入れておくといいですよ。
今後、大きな地震が起きた時、家族がバラバラだったことを考えると、とても不安です。
もしもの時、家族で連絡を取る方法ってありますか?
いい質問じゃな!
前もって、「最終集合場所と時間」を決めておく方法がある。
場所は、「○○小学校運動場の鉄棒」など、なるべく具体的に!
時間は、「10:00と15:00」など、1日2回!
そうすれば、すれ違いや待ちぼうけを防いで、会える可能性を高めることができるんじゃ。
パーソナルカードに書いておくと、お子さんが動揺していたとしても、思い出しやすくなるぞ!
あと、お子さんがスマホを持っている場合は、家族のグループLINEを作っておくといい。
なるほど、うちの子はまだスマホを持っていないので、前もって家族で話し合っておきます!
災害用に備蓄する必要はない!?
- 備蓄って何を用意すればいいの?
- どのくらい用意すればいいかわからない
多くのメディアで備蓄の重要性について取り上げられていますが、どうすればいいのかよくわからないという方はいませんか?
「災害用」って言われると、なんかハードルが上がるし難しいのよね。
大量の食品や用品を準備するとなると、お金もかかっちゃうし・・・
重要性を感じながらも、手つかずになっているという方もいるでしょう。
そんなあなたに朗報ですっ!!
実は、「災害用」にあれもこれも買う必要はないんです!
備蓄で大切なことは、がんばりすぎないことだったんです。
「日常の買い物ついでに、少し多めに買っておく」くらいのスタンスであれば、できる気がしませんか?
防災は特別なことではなく、日常の延長です。
日常と非日常の境界線をなくし、日常の先に「備え」があるというやり方で十分なんです。
※このような考え方をフェーズフリーといいます。
また、「5年に1度は備蓄品の見直しをする」と考えるより、「買っているものの中で、賞味期限に近いものから食事に使う」と考えた方が、気が楽ではありませんか?
(夜ご飯を作りたくない時は、レトルトを使えるという安心も)
そしてなくなったものを補充すれば、もうあなたの備蓄は成り立っています!
※このようなやり方をローリングストックといいます。
備蓄で大切なことは、いかに生活の一部に落とし込められるかじゃ!
あなたも買い物中、「1つ多めに買っておこうかな~」くらいの気持ちで、備蓄を始めてみてはいかがじゃろうか?
あなたの家に合った備蓄方法を知ろう!
まず、地震に備えるものとして、「非常持ち出し袋」と「備蓄品」があります。
「非常持ち出し袋」は、避難するとき持ち出す必要最低限の荷物をまとめたもので、「備蓄品」は、もしもの時に備えておく食品や用品のことです。
※この写真は一例です。
実は、沿岸部にお住まいの方と、山間部・平野部にお住まいの方では災害リスクが違うため、備えの優先度が異なります。
「非常持ち出し袋」と「備蓄品」をすべて揃えることは、地震だけでなく台風や断水、停電時にも活用できるため、もっとも理想的です。
ですが、一気に全部を用意するのは難しいですよね?
そのような方は、以下の点に注意して準備を進めてみましょう。
・沿岸部
備蓄品も必要ですが、いざという時、急いで逃げられるよう「軽量の非常持ち出し袋」が必要です。
無理なく持ち運べるよう、最小限に荷物をまとめておきましょう。
・山間部・平野部
「非常持ち出し袋」と「備蓄品」を用意しておきましょう。
非常持ち出し袋には、約3日分の水や食べ物。
備蓄品は、家が倒壊したなどの理由から避難所暮らしになっても、取りに帰れるためたくさんあるといいでしょう。
ただ、これらは絶対的なものではなく、沿岸部でも津波が起きない場合や、山間部・平野部でも火災が起きる場合など、その時になってみないとわからないことがたくさんあります。
あくまでも目安として、ご参考にしてくださいね。
大規模災害時、本格的に避難所への支援が始まるのは約3日後からといわれておる。だが、道路が寸断されたり、人命救助に関わる車両が優先されたりすることも考えられるから、支援物資が届くのは約1週間後と考えておいた方がいいんじゃ。
あなたに必要な備えを知るためにも、ぜひハザードマップを確認してみてくださいね。
ワシの親友は、「防災ポーチ」たるものを持ち歩いているそうじゃ。
ポーチの中には日ごろから使える物を入れているから、災害時だけじゃなく日常にも使える。
自分の好きなキャラクターやコスメを集めるのが楽しいって言ってたぞ!
【被災時 】覚えておきたい2つの注意事項
では次に、大きな地震が起きた時のため、覚えておきたいことをお伝えいたします。
だれしもいつもとは違う状況時、冷静な行動を取れるとは限りません。
ですが先に知っておくことで、災難を未然に防ぐことができるかもしれないのです。
今からお伝えすることは非常に重要なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
ブレーカーを落とさないと火事になる!
地震の後、火災が発生している光景をニュースで目にしたことがあると思います。
あれは地震の影響で停電が起きたあと、電気が復旧する際に起きる通電火災が一つの要因です。
地震のあと、避難する時はブレーカーを落とす!
これを確実に覚えておきましょう。
避難せず、家で過ごす時はブレーカーを落とさなくてもいいんですか?
屋内で過ごす時は、電気の不良や焦げ、臭いがないかなどしっかりと安全確認をしてから使用するといい!
もし停電があった場合も、通電火災が起こらないよう切れたコードはないか、 燃えやすいものが散らかっていないかなど細心の注意を払ってから使用するのじゃ!
わかりました!
だけど、夜に地震が起きることを考えると、とても不安です・・・
そうじゃのう~。
ライトやランタンは、あればあるほどいい!
あと、蓄電池やセンサーライトがあると、かなり役に立つ!
どんなものかよくわからん人のために、画像を貼っておくから参考にするのじゃ。
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スマホの充電確保のためには、モバイルバッテリーがあると安心じゃぞ!
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トイレが住民トラブルのもとになる!?
実は地震のあと、水洗トイレを使ったがために、住民トラブルが発生したケースが報告されています。
※地震の大きさにもよりますが、東日本大震災のときは、このような事例が多数発生しました。
トイレの排水管が壊れていたり、下水道が機能していなかったりした場合、水洗トイレを使うと汚水が溢れ出す可能性があります。
集合住宅では、自分の家のトイレではなく、階下のトイレから溢れ出ることも・・・
(一軒家でも、停電により浄化槽が止まっていたり、排水管が破損していたりする場合は、汚水が逆流します。)
地震の後は、「簡易トイレ」を使うようにしましょう。
人は食べることをガマンできても、出すことはガマンできん!
田舎であれば、外ですることも可能じゃが、長期間となると衛生的にもよくない。
デリケートな問題なのでテレビで大きく取り上げられることは少ないが、生活する上で非常に重要な問題なんじゃ!
※簡易トイレは、地震だけでなくアウトドアや渋滞時などにも使用できますので、用意しておくと安心です。(1日1人5~8回×人数分×日数分)
「携帯タイプ」
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「便器設置タイプ」
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実際、約30年の間に南海トラフ地震や首都直下地震が起きる確率は60%~70%といわれています。
約30年というのは明日かもしれないし、10年後かもしれません・・・。
いざという時、あなたもお子様も自分の命を守る行動が取れるよう、できることから行動にうつしていきましょう。
人間は、自然の前では無力だ・・・
だけど、備えに勝るものはない!
大人だけじゃなく、家族でよく話し合って、お子さんも一緒に備えを積み重ねていって欲しいっ!!!
もし、あなたのお子さんがここまで一緒にワシの話を聞いてくれているなら伝えてくれっ!!
君は立派じゃ!そんな君には最後のポイント3つ目を与えると。
そしてこれからは、お家の人や周りの人とたくさん会話をするんじゃぞ~!
みんな一人ひとりが、自分の命を守るんじゃぞ~!
じゃぁな~~!
(キラーン☆☆☆)
※ここからは、すでに大きな地震が起きたあと、怖さを感じている子どもたちに向けてメッセージをお届けしています。
大きな地震のこわさとたたかっている君へ
余震(よしん)が続いてこわいよぉ・・・
お母さん、お父さんと離ればなれになっちゃったよ・・・
避難所暮らしはもういやだ・・・
いつもと違う状況で過ごしている君は、不安やこわさとずっとたたかっていることじゃろう、、
本当は大きな声で泣きたいじゃろうな。
ワシはそんな君に、「大丈夫」なんて軽はずみな言葉は言えない。
君の心の中は、君じゃないとわからないから、、
・・・。
だけど、伝えたいことがある。
君はひとりじゃない。君の気持ちを話せる人を見つけてほしい。
ぼくの気持ち??
「おなかがすいた」とか「ぼくの話を聞いてほしい」とか?
そうじゃ。君の心の中にある正直な気持ち。それは、決してわがままなんかじゃないんじゃぞ、、
ただ、今は大人もやることに追われて、余裕がない人もいるじゃろう、、
だけど、君の話に耳をかたむけてくれる人はきっといる。
そおかなぁ・・・。
そしてもし、君が避難所で過ごしているなら、君にもできることがあることを知ってほしいんじゃ。
子どものぼくにできること?
そんなのないよ・・・
「お菓子が食べたい」「遊ぶ場所がほしい」のように、君が感じていることは、ほかの子どもたちも感じていることかもしれない。
少し勇気のいることじゃが、みんなが過ごす場所を良くするため、君も声を上げて大人と一緒に「自分たちの避難所」を作っていくんじゃ!
自分たちの避難所・・・?
そおじゃ、大人の手伝いをしたり、自分より小さい子の面倒をみたり、おじいちゃん・おばあちゃんと話しをしたり・・・
みんなが過ごしやすい避難所を作るため、君にできることはたくさんあるんじゃ。
もし、困ったことや聞いてほしいことを周りに話せる人が見つからなかったっら、ママ防災士の瀬戸さんに連絡するといい。
君にはできることがあることと、一人じゃないことを忘れないでいてくれよな!
瀬戸さんてどんな人?
ママ防災士の瀬戸さんは、この記事を書くときに、地震のこわさを軽くする方法や、地震に備える方法を教えてくれた方です。
ふだんはラジオ放送局のディレクターとして働きながら、子どもたちや親世代の人たちに、地震に備える大切さや地震との向き合い方を伝える活動をされています。
どんな時も子どもたちの笑顔を守るため、命の大切さや人の温かさ、知恵や判断力の磨き方を届けられている防災士さんです(^^)